たとえ話にします。 社内に「共通のコンセント」があるとします。コンセントの形が同じなら、どのメーカーの機械でも差せます。 MCP(Model Context Protocol)はそのコンセントの規格です。サービス側がMCPに対応していれば、Claudeはそのサービスを直接読み書きできます。毎回データをチャットに貼る必要がなくなります。
つなぐと、そのサービスの操作が「新しい道具」としてClaudeに加わります。あなたの環境で言えば、Addnessのゴールを読む・freeeを操作する、といった道具がそれです。
内容は大きく3つです。
ターミナル(文字で命令を打つ画面)でコマンド(命令)を打つ形が基本です。
claude mcp add --transport http 名前 URL
リモート(ネット上)のサービスはURLを渡します。自分のMac上で動く物は、起動コマンドを渡す別の形があります。設定ファイルに直接書いても同じことができます。つないだ後は、画面で /mcp と打つと状態を見られ、ログインが要る物はここで済ませます。
| 範囲 | 効く所 | 保存先 |
|---|---|---|
| local(初期値) | この作業場の自分だけ | ~/.claude.json |
| project | この作業場の全員 | 作業場の .mcp.json |
| user | 自分の全作業場 | ~/.claude.json |
No.05と同じ考え方で、「自分だけか、この作業場だけか」で選びます。同じ名前が複数ある時は local → project → user の順で使われます。
○ よくある勘違い:「MCPの設定は settings.json に書く」→ 多くの場合 ×。MCPの設定は別の場所(上の表)に入ります
○ 関係する単元:No.05 設定ファイルの置き場所
MCPをつなぐと、そのサービスに読み書きされる口が開きます。だから信頼できる提供元の物だけつなぎます。外のネット上の文章を取ってくる物は、文章の中に紛れた「悪い指示」にAIが従ってしまう危険もあります。作業場の .mcp.json に書かれたサーバー(つなぎ先の窓口)は、初めて使う前に確認が出ます。
MCP=外のサービスの道具を足す差し込み口。範囲は「自分だけ/この作業場」で選び、信頼できる物だけつなぐ。
問1 MCPをつなぐと何が変わる?
問2 見つけた便利そうなMCPを、中身をよく知らないままつなぐのは?
出典:Claude Code 公式ドキュメント「Connect Claude Code to tools via MCP」(https://code.claude.com/docs/en/mcp )