Claude Codeの仕組み講座

区分2 仕事に合わせて組む★★

No.08 サブエージェント

サブエージェントは、別の頭(別の会話)に仕事を任せる仕組みです。あなたの環境にある「手」がその実例なので、この単元は「なぜ別の頭に任せるのか」だけ分かれば十分です。さらっと読んでください。
目次
  1. 第0章 前提知識
  2. 第1章 サブエージェントの中身
  3. 確認問題

第0章 前提知識

① サブエージェント :専用の別の会話で動く助っ人

たとえ話にします。 自分の机で作業している時に、「資料の下調べだけ、隣の席の担当者にお願いする」イメージです。担当者は自分の机で調べ、結果の要約だけ持ってきます。 サブエージェントは、独自の指示・使える道具・会話の場(コンテキスト)を持つ助っ人で、終わると要約だけをメインの会話へ返します。

② スキルとの違い

何をするか どこで動く
スキル 手順書を読んで、自分で実行 メイン会話の中
サブエージェント 別の担当者に任せる 別の会話

第1章 サブエージェントの中身

内容は大きく3つです。

① 任せる利点 必ず覚える

いちばんの利点は、大量の検索結果やログがメインの会話を埋めないことです。メイン会話は長くなると重くなるので(No.09)、調べ物のような「過程が長い仕事」を別の頭に出すと、メイン会話をきれいに保てます。使える道具を絞れるのも利点です。

② 定義の置き場所 必ず覚える

Markdownファイル(見出しなどを簡単な記号で書く、ふつうの文章ファイル)1つがサブエージェント1人です。先頭に名前(name)と、いつ任せるか(description)を書き、その下に指示を書きます。

同じ名前があれば、作業場の方が優先されます。道具(tools)やモデル(model)も書けます。

○ よくある勘違い:「サブエージェントは勝手に全部の仕事を引き受ける」→ ×。説明文に合う仕事だけが任されます(No.03のスキルと同じ考え方)
○ 関係する単元:No.03 スキル、No.09 長い会話とコンテキスト

③ あなたの環境の「手」 さらっと

作業場の .claude/agents/hands.md に「手」が定義されています。「仕様が決まった作業や修正を任せる」「初めて見る目で見直す」という説明文で、頭(メイン会話)が決めた範囲だけを実行します。まず中身を開いて、先頭の name と description を探してみてください。

サブエージェント=別の会話に仕事を任せ、要約だけ受け取る。メイン会話を汚さない。定義は .claude/agents/ のMarkdown。

確認問題

問1 大量のファイルを調べる仕事をサブエージェントに任せる、いちばんの利点は?

問2 この作業場だけで使うサブエージェントの定義は、どこに置く?

出典:Claude Code 公式ドキュメント「Create custom subagents」(https://code.claude.com/docs/en/sub-agents )/手元の作業場 .claude/agents/hands.md