Claude Codeの仕組み講座(講師のためのエンジニア水準)
ゴール:Claude Codeの仕組みを、AI講師として受講生に講義でき、「なぜそう動くのか」の質問に仕組みから答えられる。後半では自分でも小さなエージェントやMCPサーバーを作れる
捨てること:モデルの学習の数式や論文の細部・Claude Code本体のソースコードの読解・自分の講義で使わない周辺機能
卒業課題:前半:主要な仕組みを1つ選んで5分の講義をし、想定質問10個に仕組みから答える。後半:Agent SDKで小さなエージェントか、MCPサーバーを1つ作って動かす
上から順に読みます。★はよく使う度(★★★=毎日使う)。▶が次に読む単元です。
はじめに
区分1 AIの動き方の芯目標:「AIがどう考えて、どう道具を使うか」を図で講義できるこの区分の攻め方
- どこで使う
- 受講生の「なんでこう動いたの?」のほぼ全部の根っこ
- 難しさ
- ふつう。言葉は難しいが、図で見ると単純
- 特徴
- ここが分かると他の区分が全部つながる/受講生に一番聞かれる所/モデルの中身の数式までは要らない
- 攻め方
- 1回の返事の裏で何往復しているかを図に描けるようにする/実際の会話で道具を呼んだ場面と照らす/自分の言葉で5分話す練習をする
- 目標
- エージェントの繰り返しを図で説明できる
区分2 コンテキストとトークン目標:「なぜ忘れるのか・なぜ上限に当たるのか」に答えられるこの区分の攻め方
- どこで使う
- 長い会話・大きな作業・料金と利用上限の質問
- 難しさ
- やや難しい。数字が出てくる
- 特徴
- 受講生のトラブルの原因になりやすい/数字は版で変わるので考え方で覚える/キャッシュを知ると料金の話が一気に分かる
- 攻め方
- 机の広さのたとえで全体像をつかむ//context などで実物の中身を見る/数字は公式の最新を引けるようにしておく
- 目標
- コンテキストの中身と、要約・キャッシュ・上限の関係を説明できる
区分3 拡張の仕組み目標:それぞれが「いつ・どう読み込まれ、どう動くか」を講義できるこの区分の攻め方
- どこで使う
- 仕事に合わせてClaude Codeを組む時。講座で一番時間を使う所
- 難しさ
- ふつう〜やや難しい。置き場所と動く時機を整理すれば怖くない
- 特徴
- 似た仕組みが多い/どれもコンテキストの使い方の工夫/設定ファイルとつながっている
- 攻め方
- 「いつ読まれる・誰が判断する・どこに置く」の3軸で比べる/手元の実物(~/.claude/)を開いて読む/1つずつ小さく作って動かす
- 目標
- CLAUDE.md・スキル・フック・MCP・サブエージェント・プラグインの違いと中身を説明できる
区分4 安全と設定目標:「なぜ止まったか」を設定と判定の順番から説明できるこの区分の攻め方
- どこで使う
- 許可で止まる・勝手に動いて怖い、という受講生の不安
- 難しさ
- ふつう。順番のルールを覚えれば読める
- 特徴
- 判定には決まった順番がある/設定は複数の場所から合体する/仕組みで止める物とお願いで止める物がある
- 攻め方
- deny→ask→allow の順番を図にする/自分の settings.json を読み解く/止まった実例を集めて原因を言い当てる練習をする
- 目標
- 許可の判定・サンドボックス・設定の優先順位を説明できる
区分5 自分で作る(エンジニア水準)目標:小さなエージェントかMCPサーバーを1つ作って動かせるこの区分の攻め方
- どこで使う
- 講師として「作れる人」の説得力を持つ時。受講生の上級の質問
- 難しさ
- 難しい。コードを書く(AIに書かせてよい)
- 特徴
- 区分1〜4の知識をそのまま使う/書くのはAIに任せ、仕組みを判断するのが自分の役/動いた物はそのまま講義の題材になる
- 攻め方
- 公式の最小の例から始める/Claude Codeに作らせ、何をしているかを1行ずつ説明させる/動いたら講義の5分ネタにする
- 目標
- SDKとMCPで、それぞれ最小の物を作れる
進み具合はこの端末のブラウザにだけ保存されます。更新:2026-10-13